みなさんは、頭の中でずーっとおしゃべりが続いていること、ありませんか?
夜、お布団に入ってから昼間のことを思い出したり。
家事をしながら「次はあれをやらなきゃ」「明日はどうしよう」と考え続けてしまったり。
しかも「もう考えるのはやめよう」と思うほど、かえって止まらなくなりますよね。
今回は、考えを無理に止めなくても、頭の中が静かになっていく方法をお話しします。
3分でできるワークなので、ぜひ動画と一緒にやってみてくださいね。
頭のおしゃべりは、無理に止めなくて大丈夫
まずは、頭のおしゃべりとの付き合い方についてお話ししますね。
結論から言うと、考えは無理に止めなくて大丈夫です。
浮かんできた考えに名前をつけて、ちょっと脇に置いておく。
やることは、それだけなんです。
このやり方は「ラベリング瞑想」といって、マインドフルネス瞑想のひとつです。
マインドフルネスは、もともと仏教の瞑想でした。
それをアメリカのジョン・カバットジンさんが、宗教的な部分を外して、誰でもできるストレス対策として広めたものなんです。
頭の中がうるさいと、なぜ疲れてしまうの?
ここでは、頭のおしゃべりが心に与える影響についてお伝えします。
ハーバード大学の研究で、人は起きている時間のおよそ半分、目の前のこと以外を考えて過ごしている、という結果が出ています。
そして、心がよそにいるときほど、幸せを感じにくいこともわかっています。
人生の時間の半分で幸せを感じにくいとしたら……ちょっと、もったいないと思いませんか?
私は、頭の中がうるさい状態を「いろいろな物が山盛りに積まれたテーブル」のようだとイメージしています。
やらなきゃいけないこと、気になること、あの人に言われたこと。
そこから一つずつ手に取っては「これは大事」「これだけは許せない」と、一日じゅう重さを量っているような感じです。
しかも、その重さをつけているのは、実は自分自身なんですね。
世界的に知られる思想家のエックハルト・トールさんは、私たちの苦しみの多くは、頭の中の声を「これが自分だ」と思い込むことから生まれる、と言っています。
考えに名前をつけて脇に置くのは、考えている自分から、考えを眺める自分へ、一歩うしろに下がることなんです。
片付けるときのコツは「名前をつけること」。
感情を言葉にするだけで、脳の不安に反応する部分が落ち着いていく、という研究もあるんですよ。
考えを「付箋」にして、脇に置くイメージ
ここからは、名前をつけるときのイメージのお話です。

私はよく、付箋にたとえます。
浮かんだ考えを付箋に一言で書いて、机の横にペタッと置いておく。
パソコンを使う方なら、デスクトップに散らかったアイコンを、画面の隅にドラッグして片付けていくイメージでもいいですよ。
置いたあとは、川の流れを岸から眺めているような感じです。
考えは流れてくるけれど、自分は川に飛び込まない。
「ああ、そうなんだな」と、ただ眺めているだけ。
3分でできる、ラベリング瞑想のやり方
ここでは、実際のやり方をお伝えします。
動画では一緒にやっているので、声に合わせて試してみてくださいね(ワークは動画の4:24あたりからです)。
- 楽な姿勢でゆったり座り、軽く目を閉じます
- 楽に吸って、吐いて。自分のペースで呼吸に意識を向けます
- 何か考えが浮かんできたら、心の中の付箋に一言で書いて、脇に置きます
- 「お部屋が暑いなぁ」→「暑い」
- 「うまくできないなぁ」→「うまくできない」
- 「今は何も浮かばないなぁ」→「何も浮かばない」
- 書いて、置く。これを1分ほど繰り返します。テーブルの上が、だんだん片付いていきます
- ゆっくり息を吐いて、目を開けます。どんな感じがしましたか?
うまくできたかどうかは、気にしなくて大丈夫です。
「うまくできない」と思ったら、それも付箋にして置けばいいんです。
実際にやってみた体験
ここからは、私自身と、一緒にやってみた方のお話です。

実は私も以前は、一つのことを考え始めると、芋づる式に気になることが出てきて、頭の中がいつも忙しい人でした。
必要以上に深掘りしたくなる癖もあって、自分で考え続けておきながら「大変だ、大変だ」と言っている、ちょっと謎の人だったんです(笑)
そんなときは「またいつもの癖が出てるな」という付箋をつけて、丸ごと脇に置きます。
考えの整理をするようになってから、全体を見渡せる、落ち着いた自分でいられるようになりました。
頭の中の思考がうるさくて悩んでいた方に、このワークを試してもらったこともあります。
長年「どうしたら考え続ける癖が直るんだろう」と悩んでいた方でしたが、「たった3分で、こんなに頭の中がすっきりするなんて」と、とても驚いていました。
それでね……実は、私自身が一番驚いているのは、体験してもらった方の変化の大きさなんです。
やってみた方からの「やってみました〜♪」という声が、私の励みになっています。
やってみて「よかった」と思ったら、ぜひ周りのお友達にも教えてあげてくださいね。
まとめ|まずは1日1回、3分から
今回は、頭のおしゃべりを付箋で片付ける「ラベリング瞑想」についてまとめてみました。
- 考えは、無理に止めなくて大丈夫
- 浮かんだ考えに名前をつけて、脇に置く
- 置いたら、川の流れを岸から眺めるように見ているだけ
付箋を全部脇に置いたあと、そこに残っている静かな場所。
それが、本来のあなたです。
まずは1日1回、3分から試してみてくださいね。
〜本来の自分に戻ると、人生はもっと楽しくなる〜
自分らしい幸せをひらくソウルヒーラー Chieya(ちえや)
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参考
・Killingsworth & Gilbert(2010)A Wandering Mind Is an Unhappy Mind(ハーバード大学)論文ページ
・Lieberman ほか(2007)Putting Feelings Into Words(UCLA)論文の要旨